2023年11月6日月曜日

12月6日開催)超音波試験による検査適用事例

このメールは日本工業出版 発刊の技術雑誌、単行本
及び関連講習会にご参加している方々に配信しております。

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日本工業出版(株)から技術セミナーのお知らせ
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◆◆ 超音波試験による検査適用事例 ◆◆ (東京会場)
https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_231206.htm
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 社会インフラと並び、国民生活、経済基盤を支える産業インフラは高経年化が進み
維持管理の重要性が増しています。対象となる設備・構造物の検査には様々な
手法があり、さらには、製造業、研究開発においても工業分野における非破壊検査の
歴史の中でも古くから適用されています。超音波探傷法について、法規・規格、
実用技術や開発終盤の技術について特徴や用途、適用実例を紹介します。

※ 非破壊試験(NDT)活動の証明書をご希望の方は申込時通信欄に NDT活動証明書希望
と記入してください。証明書はセミナー終了後に交付します。
なお、JIS Z 2305 レベル 3 再認証におけるクレジットシステムに活用される方は、
ご自身で詳細をご確認ください
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 ■開催日: 2023年12月6日(水曜日) 10:00〜17:00
 ■会 場: 出版クラブホール・会議室(東京都千代田区神田神保町1-32)
 ■参加費:
1. (一般)38,500円 税込(テキスト含む)
2. (日本非破壊検査工業会会員)27,500円 税込(テキスト含む)
 ■協賛企業
1. (一般)110,000円 税込
2. (日本非破壊検査工業会会員)88,000円 税込
 ■機器展示

 ■定  員: 50名
 ■主  催:日本工業出版(株) 月刊「検査技術」
 ■後  援: (一社)日本非破壊検査工業会
 
下記のホームページよりお申し込みください。

          後日、請求書を発行させていただきます。
            https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_231206.htm

 ■プログラム(敬称略) 
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10:00〜11:00 
超音波探傷試験の概論とICTの活用動向 (古川 敬/発電設備技術検査協会)
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代表的な超音波探傷試験方法について、シミュレーション解析等により超音波の
伝搬状況を"視える化"して解説する。また、最新のUT技術や規格の情報、
UTデータ処理へのAI活用事例など、ICT活用の動向を紹介する。
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11:10〜11:40
プラント定期検査期間を短縮するRT代替UT検査技術 (林 恭平/三菱重工業)
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火力発電用ボイラ及び産業用ボイラの定検工事においては期間の短縮が大きな
課題である。突合せ溶接部検査ではRT検査を採用しているが、安全の管理上、
管理区域の設定や人払いなどの作業制約が発生する。また、狭隘部などではFPDは
検査に作業調整が必要となるため、工期を短縮する検査手法は必要である。
発電用火力設備の技術基準により、外径115mm以下、板厚13mm以下の場合は
RT検査を実施しなければならないわけではないため、代替技術としてPA-UT技術を
開発し導入した。事例を含めて紹介する。
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11:40〜12:10
火力発電設備への超音波探傷試験の開発状況 (福冨 広幸/電力中央研究所)
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火力発電設備の非破壊検査に用いられ始めている位相コヒーレンスイメージングに
基づく超音波探傷試験(Phase Coherece Ultrasoni Testing: PCUT)や音響カプラを
紹介する。
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12:10〜13:30 昼休憩
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13:30〜14:00
造船分野におけるフェーズドアレイUT適用のための非破壊検査ガイドライン
(沢登 寛/日本海事協会)
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2020年3月、(一財)日本海事協会はフェーズドアレイUTの造船分野での適用拡大のため、
その要件や具体的な探傷要領等を取りまとめたガイドラインを発行した。本講演では
本ガイドラインの概要について紹介すると共に、PAUT要領書の承認手順、造船分野に
おけるフェーズドアレイUT適用の現状を紹介する。
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14:10〜14:40
さまざまなX線検査装置の小型化を実現可能にする冷陰極X線管と応用例
(山本 はるな/明電舎)
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熱陰極X線管に比べ、小型・軽量・省電力になり、X線検査装置の小型・軽量化が
可能になり小型化によりプラント配管検査などインフラ分野への用途拡大が見込まれている。
事例を交えて紹介する。
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14:00〜14:30
肉厚測定ドローン開発と性能評価 (小柴 貴之/ウィズソル)
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超音波探傷器を搭載したドローンを令和2年度の産業保安高度化推進事業費補助金に
採択され新しいスタイルの肉厚測定を目指し開発している。コンセプトは各プラントに
おいて運転中点検時の検査計画の一環とし、塗膜上の外面より測定し、石油タンクや
静機器のスクリーニング点検を目的としている。性能評価と今後の展望について
紹介する。
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14:40〜15:10
ガイド波検査による腐食減肉スクリーニング (小野寺 達成/テクノ電子)
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効率的に配管の全周全長の肉厚データが取得できる超音波インテリジェントピグや、
局所的な減肉傾向を監視できる超音波モニタリングシステムは、プラント保全の
効率化に最適な手段として、世界的に導入が進んでいる。それぞれの分野で
世界有数の技術を有するQuest Integrity Group社(米)と、Sensor Networks社(米)が
提供する最新アプリケーションに焦点を当てる。
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15:10〜15:40
超音波インテリジェントピグと肉厚モニタリングシステム -最先端の保全技術の動向-
(金井 大樹/ポニー工業)
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効率的に配管の全周全長の肉厚データが取得できる超音波インテリジェントピグや、
所的な減肉傾向を監視できる超音波モニタリングシステムは、プラント保全の効率化に
最適な手段として、世界的に導入が進んでいる。それぞれの分野で世界有数の技術を
有するQuest Integrity Group社(米)と、Sensor Networks社(米)が提供する最新
アプリケーションに焦点を当てる。
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15:50〜17:00 リモートワーク時代の超音波検査/シミュレーションやICTの活用
(パネルディスカッション 座長 古川 敬/発電設備技術検査協会)
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検査業界は、社会の安全・信頼・安心を支える重要な役割を担っていることに変わりは
ない。昨今、検査業界を取り巻く状況は大きく変化している。団塊世代の熟練技術者の
「卒業」による中堅・若手への(早急な)技術伝承、技術者不足、ポストコロナ禍への対応等、
超音波検査の分野にも「新たな発想」や「発想の転換」が求められている。
フェーズドアレイUTの新たなデータ処理法、シミュレーション、AIといった
デジタル技術の活用による創造について議論したい。
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10:00〜18:00 機器・カタログ展示 (敬称略)
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インサイト、エビデント、ウィズソル、KJTD、検査技術研究所、ダイヤ電子応用、
ディービー、テクノ電子、日本マテック、ポニー工業
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TEL,03-3944-1181
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