2011年10月25日火曜日
プラスチックのいろは
プラスチックは日常生活、ビジネスの隅々まで入り込み、専門としていない人も何らかの形で係わらざるを得ない状況になっていますが、物理、化学、数学に始まり、最近は生態学や地球環境までに及ぶ広範にわたる専門性により、最初はとっつきにくいのも事実です。本書はそんな方々に向け、プラスチックに関する典型的な事象について、数式や化学式は最小限にして平易に説明しています。最大の特長は、初心者の方が工学体系へのアレルギーを感じないよう、定型的な順序だてはしないで「いろは」順に各項目を並べています。各項目は独立しており完結していますので、目次をみて目にとまった項目、興味を持った事項から拾い読みをしていただいて結構です。読んでいて引っ掛かるところがあれば参照ページで関連事項に飛ぶことが出来ます。これを繰り返しているうちに技術の枠組みが見え「かるたあそび」のように、プラスチックを知ろうとしている方に役立つ一冊です。
プラスチックのいろは
佐藤 功 著
A5判 266ページ
定価1,890円
2011年10月11日火曜日
喫緊の課題へ対応する!省エネへの取り組みとその事例
東日本大震災を契機とした電力事情により節電協力が求められ、産業の枠を超えて、より一層の省エネルギー化が大きな課題となっています。
油空圧産業においては、早くから省エネルギー化、小型化、高効率化といった課題に取り組み、その成果としての製品・システムが数多く生まれています。本増刊号は≪喫緊の課題へ対応する!省エネへの取り組みとその事例≫と題し、各社の省エネへの取り組みや製品開発における特長や基本スタンス、さらに“省エネルギー化・小型化・低騒音化・高効率化・メンテナンスの容易性”といったキーワードに関連した適用例、改善事例等についてご紹介いただいております。
喫緊の課題へ対応する!省エネへの取り組みとその事例
油空圧技術 2011年10月増刊号
B5判 120頁 定価2,000円
2011年10月1日土曜日
プラスチックの自動車部品への展開
プラスチックは、軽量、成形性に優れる、高性能・高機能、部品として低コストといった特長を持つために、「地球温暖化防止」と「枯渇資源の保護・延命化」の観点からハイブリッド車や電気自動車といった次世代自動車の構成材料として期待されている。
本書では、第Ⅰ編・総論で次世代自動車の将来展望とプラスチックへの期待を概観する。ついで第Ⅱ編・部品編で、プラスチック製自動車部品を14の分野に分けて採用動向と近未来における展望をケーススタディを踏まえて具体的に考察する。なお、ボディ外板と構造部品、電気・電子部品には特に重点を置いて考察する。また、第Ⅲ篇・環境編において、有害化学物質、車室内VOC、植物由来プラスチック、リサイクルについて現状分析と将来展望をする。
本書は、自動車部品用プラスチックに携わる研究者・技術者、ビジネスパーソン諸氏が、技術開発やビジネスの方向性を得るために一読を期待する一冊である。
プラスチックの自動車部品への展開
岩野昌夫 著
A5判 496ページ
定価 3,780円
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