このメールは日本工業出版 発刊の技術雑誌、単行本
及び関連講習会にご参加している方々に配信しております。
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日本工業出版(株)から技術セミナのお知らせ
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◆◆ 残留応力の測定・評価と処理 ◆◆(東京 大阪同時開催)
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残留応力は、機械構造部材内に残存(存在)しており、機械加工・溶接・表面改質などの施工
過程や、使用中の応力変動、熱応力や溶接補修時に発生します。降伏点を超えるような応力が
発生すると、残留応力を主要原因とした不具合が発生する場合があります。
一方、部品の寿命・耐久性はこの残留応力値に大きく依存しているため、バネ、軸受、ネジ、歯
車等の機械要素部品の製造時には積極的に残留応力が活用されています。この残留応力の
管理値、計測方法は、各メーカのノウハウとなっており、通常は公開されていません。このように、
残留応力を計測、評価することは製造現場での重要な技術であるとともに、不具合対策の検討
でも重要な項目となっています。
本セミナーでは損傷事例・評価手法の紹介、準非破壊法、X線による非破壊法、表面改質事例
を紹介、解説しております。皆様のご参加お待ちしております。
※ 講演者は東京会場で講演いたしますので、大阪会場は中継での受講となります。
※ 講演者への質問は大阪会場からも可能です。
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■開催日時 :2016年2月19日(金)13:00〜17:00
■東京会場 :お茶の水エデュケーションセンター(東京都文京区湯島1-6-1)
■大阪会場 :大阪エデュケーションセンター(大阪市中央区平野町1-6-8)
■参 加 費 :32,400円 税込(テキスト代含む)※3名以上ご参加の場合お一人様27,000円 税込
■定 員 :東京会場 30名 大阪会場 20名
■主 催 :日本工業出版 月刊「配管技術」、月刊「検査技術」
■申込方法:下記のホームページからお申し込みください。
後日、請求書、受付票を発行させていただきます。
http://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_160219.htm
■プログラム(講演会社)
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13:00〜14:10 残留応力概論 (IHI検査技術)
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残留応力は、機械部品に積極的に活用すれば、高性能特性が得られる反面、不用意に導入
された場合には重要な損傷要因となる。これらの事例集を紹介し、残留応力の課題・解決方法
について紹介する。
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14:15〜15:00 破壊法による残留応力測定方法 (IHI検査技術)
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破壊法は完全破壊法と準破壊法に大別される。前者に属する「切断法」「Slitting法」「Contour法」
と、後者に属する「穿孔法」「DHD法」「Ring Coring法」「Sachs Boring法」について測定原理、
測定可能深さおよび制限などについて紹介する。
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15:05〜16:00 X線による残留応力測定法 (リガク)
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構造物の疲労寿命管理やその予測の観点から、材料表面に有する残留応力検査のニーズ
が高まっています。またX線応力測定は非破壊で検査可能です。本講演では、X線応力測定法
の原理や特徴を測定例と共に紹介する。
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16:05〜17:00 ショットピーニングによる表面改質 (新東工業)
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ショットピーニングは、加工硬化、圧縮残留応力の付与によって金属製品の疲労強度を向上
させる手法であり自動車業界や航空宇宙産業を始め様々な業界で活用される技術である。
本講演ではショットピーニングの作用と効果について解説する。
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※配信停止をご希望の方は、tgo@nikko-pb.co.jp へメールにてご連絡ください。※
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編集発行
日本工業出版株式会社
セミナー事業部
TEL,03-3944-1181
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