このメールは日本工業出版 発刊の技術雑誌、単行本
及び関連講習会にご参加している方々に配信しております。
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日本工業出版(株)から技術セミナのお知らせ
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◆◆ 軸流圧縮機・送風機の失速・サージ概論 ◆◆(東京・大阪同時開催)
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圧縮機・送風機・ファンにおける失速やサージに関連する現象は様々な現れ方をし、その性能
特性や挙動と深く結び付いています。設計点は失速点との関連において定められるべきものですが、
失速限界近くまで作動範囲を広げることが要求される場合も多く、運転上失速限界への遭遇あるいは
ニアミスもあり得ます。このような意味で設計・開発者にとって失速点や失速・サージ現象への基礎的
な理解と対処法の知識は重要です。また、冷却ファンとして用いられる大小の各種プロペラファンは狭隘
空間など作動環境が厳しく複雑な流れが多く、しばしば失速ぎりぎりで使われており、軸流ファンと共通の
失速の問題を抱えています。本セミナーでは、軸流圧縮機・送風機・ファンに通底するこれらの現象に注目
して分かりやすく解説します。
※ 講演者は東京会場で講演いたしますので、大阪会場は中継での受講となります。
※ 講演者への質問は大阪会場からも可能です。
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■開催日時 :2017年2月15日(水曜日)13:00〜17:00 ・ 16日(木曜日) 9:30〜16:30
■東京会場 :お茶の水エデュケーションセンター(東京都文京区湯島1-6-1 TONEGAWA 2ビル 5F)
■大阪会場 :大阪エデュケーションセンター (大阪市中央区平野町1-6-8 メロディーハイム1F)
■参加費(一般):59,400円税込(テキスト、16日昼食費含む)※3名以上ご参加の場合お一人様54,000円税込
(学生):10,800円税込(テキスト、16日昼食費含む)
■主 催 :日本工業出版 月刊「ターボ機械」
■講 師 :山口 信行 明星大学名誉教授 元 三菱重工業 ターボ機械協会 名誉技術顧問
■申込方法:下記のホームページからお申し込みください。
後日、請求書、受付票を発行させていただきます。
https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_170215-16.htm
■プログラム
【2月15日】
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13:00〜17:00 翼列負荷と段性能
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軸流圧縮機・送風機の性能の基本である翼列の設計と性能の評価の基礎についてまず簡単に触れる。
次に失速あるいは最大圧力係数に対する翼列負荷、壁面負荷、アスペクト比、翼列endwall流れ、
等の因子の影響について述べる。
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【2月16日】
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9:30〜12:30 旋回失速とサージ現象
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旋回失速やサージの発生状況について段特性との関連において述べる。サージ波形の特徴とサージ
ハンマー現象、GreitzerのBパラメタとstall stagnation現象、インレットディストーションの影響、旋回失速
の情況と翼強度への影響、等について述べる。
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13:30〜16:30 失速防止手法と効果
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安定作動範囲の拡大のための様々の失速・サージ対策とその失速防止効果、性能に及ぼす影響に
ついて述べる。翼可変ピッチなどの容量制御、ケーシングトリートメントやエアセパレータ等の失速防止
手法の効果と特徴、能動制御の試みなどについて述べる。
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※配信停止をご希望の方は、tgo@nikko-pb.co.jp へメールにてご連絡ください。※
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編集発行
日本工業出版株式会社
セミナー事業部
TEL,03-3944-1181
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