このメールは日本工業出版 発刊の技術雑誌、単行本
及び関連講習会にご参加している方々に配信しております。
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日本工業出版(株)から技術セミナのお知らせ
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◆◆ 配管技術者のための工学知識 ◆◆ (東京・大阪・福岡同時開催)
https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_180711-12.htm
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近年、プラントエンジニアリングツールの充実により、設計業務の効率化が進んでいます。
その一方で、各種計算がプログラム化されているため、必要な工学知識がなくても、答えが出せる
時代にもなっています。月刊「配管技術」2018年2月号増刊号では、「配管技術者が知っておくべき
工学知識」と題した特集号を発刊し、プラントを構成する上で本来必要な工学的な基礎知識を解説し
多くの読者からご好評いただきました。本セミナーでは下記の項目に絞り、誌面では伝えきれなかった
内容を執筆者に解説していただきます。プラントレイアウト、配管設計、施工、品質保証、保全など
配管全般の若手技術者のご参加をお待ちしております。
※ 講演者は東京会場で講演いたしますので、大阪・福岡会場は中継での受講となります。
※ 講演者への質問は大阪・福岡会場からも可能です。
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■開催日時 :2018年7月11日(水) 13:00〜17:00 ・ 12日(木) 9:30〜17:00
■東京会場 :お茶の水エデュケーションセンター(東京都文京区湯島1-6-1 TONEGAWA2ビル5F)
■大阪会場 :大阪エデュケーションセンター(大阪市中央区平野町1-6-8 メロディーハイム1F)
■福岡会場 :リファレンス博多駅東ビル(福岡市博多区博多駅東1-16-14)
■参 加 費 :59,400円 税込(テキスト、12日昼食含む)※3名以上ご参加の場合お一人様54,000円税込
■主 催 :日本工業出版(株) 月刊「配管技術」
■申込方法:下記のホームページからお申し込みください。
後日、請求書、受付票を発行させていただきます。
https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_180711-12.htm
■プログラム(7月11日)
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13:00〜14:50 工学基礎知識(材料力学・強度) (服部 敏雄/静岡理工大学)
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本講義では配管設備・構造を俯瞰していただき、その構造に加わる曲げ、ねじり、内圧、腐食等の
外力、環境下での配管計画、配管設計、施工に必要な材料力学、材料工学、疲労強度等の
実践的工学知識について解説する。
1、応力とひずみ油 2、棒・はり・軸の力学 3、内圧円筒の力学
4、配管設備の疲労強度評価 5、配管設備の腐食、耐食性評価
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15:00〜16:50 工学基礎知識(伝熱工学) (脇本 正人/三菱日立パワーシステムズ)
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本講義では、伝熱工学の基本概念である熱伝導、熱伝達、ふく射の3つの伝熱形態について
概要を解説し、その後、平板と円管の伝熱、保温の放熱等、個々の伝熱事象について、事例を
交えながら解説する。
1、伝熱の3つ形態 2、平板と円管の熱伝導 3、熱伝達のメカニズム 4、ふく射とは
5、保温の放熱
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■プログラム(7月12日)
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9:30〜11:30 工学基礎知識(流体工学) (神戸 孝治/東芝エネルギーシステムズ)
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本講義では配管設計における流体工学の知識に関して、静止している流体内の圧力、流れの
基礎式、円管内の流れの基礎式、様々な管路形状における圧力損失の基礎的な求め方、
自由表面流れ、水撃について解説する。
1、流体体の静力学 2、流れの基礎式 3、円管内の流れ 4、水撃
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12:30〜14:00 手計算による配管の強度評価 (小笹山 弘之/日揮)
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材料力学の基本的な理論式を用いて、手計算による配管の強度評価を行う。
規格要求事項の理解を深め、コンピュータによる計算結果の妥当性を評価するために、
手計算による強度評価は有益である。また、コンピュータを使わずに複雑な形状の計算を行う
マトリックス法による事例も紹介する。
1、配管の強度計算 2、規格に基づく計算 3、マトリックス法による計算
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14:10〜15:00 金属性ベローズ型伸縮管継手が配管系に及ぼす力 (西 勇也/日本ニューロン)
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金属製ベローズ型伸縮管継手が配管系に及ぼす力として、配管の変位に対して生じる反力や
反力曲げモーメントと配管の内圧力によって生じる静的推力について解説する
また、伸縮管継手の様々な型式のうち静的推力を打ち消すことができる型式を紹介する。
1、金属製ベローズ型伸縮管継手について 2、配管変位に対する反力
3、内圧力によって生じる力 4、静的推力を打ち消す伸縮管継手の型式
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15:10〜16:00 規格に基づいたスプリングハンガの強度的設計思想 (有吉 崇/日本発条)
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本講義では、配管支持装置の種類、目的、機能を紹介するとともに、最も代表的な、
スプリングハンガの強度的な評価について解説する。また、その強度評価内容について、
適用される規格や考慮すべき事柄を、実例を挙げて説明する。
1、配管支持装置 2、スプリングハンガの構造 3、スプリングハンガの材料
4、許容応力と規格 5、スプリングハンガの強度評価
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16:10〜17:00 ガスケットの力学(締付管理) (有澤 卓己/ニチアス)
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フランジ締結体からの漏えいを防ぐために必要なガスケットの知識として、
諸規格に定められているボルト締付力の計算方法と締付手順について解説する。
また、フランジ締結作業に従事する技術者を育成するためのトレーニングについても紹介する。
1、締付力の計算方法 2、締付手順 3、転中の締付力の維持 4、フランジ締結作業トレーニング
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編集発行
日本工業出版株式会社
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TEL,03-3944-1181
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