2018年7月12日木曜日

8月22日開催)高温腐食損傷と防止対策

このメールは日本工業出版 発刊の技術雑誌、単行本
及び関連講習会にご参加している方々に配信しております。

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日本工業出版(株)から技術セミナのお知らせ
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◆◆ 高温腐食損傷と防止対策 ◆◆ (東京・大阪・福岡同時開催)
https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_180822.htm
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 高温及び溶液腐食を含めて腐食による損傷はGDPの5%以上にも相当し、これらに適正に
対処することが求められます。最近の環境問題及び効率化の観点から、特に高温装置材料
などに使用される金属材料は厳しい環境に曝されています。
そこで生じる高温環境での材料の損傷には環境要因によって材料表面から腐食が進行して
劣化する損傷と、長時間高温環境に曝されることによる材料自身の性質の劣化による損傷
とがあります。これらの損傷について技術者は正確な知識に基づいて対処する必要があります。
今回のセミナーではこれらの装置材料について適正な知識を得、あらかじめその防止対策を
とれるようにするための基礎知識について解説します。

 ※ 講演者は東京会場で講演いたしますので、大阪・福岡会場は中継での受講となります。
 ※ 講演者への質問は大阪・福岡会場からも可能です。

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 ■開催日時 :2018年8月22日 (水曜日)  13:00〜17:00
 ■東京会場 :日工セミナールーム東京(東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビルB1)
 ■大阪会場 :日工セミナールーム大阪(大阪市中央区平野町1-6-8 メロディーハイム1F)
 ■福岡会場 :リファレンス博多駅東ビル(福岡市博多区博多駅東1-16-14)
 ■参 加 費 :32,400円 税込(テキスト含む)※3名以上ご参加の場合お一人27,000円税込
 
 ■主    催 :日本工業出版(株)  月刊「検査技術」、月刊「配管技術」、月刊「計測技術」
 ■講   師 :冨士川 尚男(エア・ウォーターNV顧問 元住友金属工業)
 ■申込方法 :下記のホームページからお申し込みください。
          後日、請求書、受付票を発行させていただきます。
          https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_180822.htm

 
 ■プログラム
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13:00〜15:00 高温腐食の基礎と損傷例
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金属材料が高温環境に曝された際に受ける材料の損傷には大きく分けて二つに分類される。
一つは環境との反応によって主に材料表面から腐食が進行し、損傷に至る場合、もう一つは
材料自体が材質面で劣化し、損傷に至る場合である。今回は環境によって腐食が進行する
ケースを中心に説明する。

1、高温腐食とは
2、環境因子が大きく影響する損傷
・高温酸化・水蒸気酸化・溶融塩腐食 
・高温固体粒子エロージョン及びエロージョン/コロージョン・高温硫化 
・浸炭及びメタルダスティング・窒化・高温ハロゲン腐食および高温塩害腐食 
・水素浸食・液体金属腐食 など 
3、金属自体の劣化が大きく影響する損傷
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15:10〜16:00 高温腐食損傷事例
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高温腐食は高温環境にさらされる装置、主に石油化学、電力などエネルギー関係の装置の
高温部位に起こる。これらの主な損傷事例を紹介し、その際の防止対策を含めて説明する。

1、火力発電装置などでの損傷例とその防止対策 
2、石油化学などの高温装置での損傷例とその防止対策 など
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16:10〜17:00 高温腐食の防食対策
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高温腐食の防食対策としては、1環境を制御する方法 2耐食材料を使用する方法 及び
3表面改質・処理による方法があり、それらの方法の性能と有効性、ならびに適正な選定に
ついて説明する。

1、装置材料の選定にあたっての考え方
2、環境を制御する方法 
3、新しい耐食材料とその適用性能 
4、表面改質・処理による防食技術の方法及びそれらの性能
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※配信停止をご希望の方は、tgo@nikko-pb.co.jp へメールにてご連絡ください。※

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編集発行
日本工業出版株式会社
セミナー事業部
TEL,03-3944-1181
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