2022年10月25日火曜日

11月25日開催)超音波試験による検査適用事例

このメールは日本工業出版 発刊の技術雑誌、単行本
及び関連講習会にご参加している方々に配信しております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
日本工業出版(株)から技術セミナのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆◆ 超音波試験による検査適用事例 ◆◆ (Webセミナー)
https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_221125.htm
──────────────────────────────────────
 社会インフラと並び、国民生活、経済基盤を支える産業インフラは高経年化が進み
維持管理の重要性が増しています。対象となる設備・構造物の検査には様々な
手法があり、さらには、製造業、研究開発においても工業分野における非破壊検査の
歴史の中でも古くから適用されています。超音波探傷法について、法規・規格、
実用技術や開発終盤の技術について特徴や用途、適用実例を紹介します。
──────────────────────────────────────
 ■開催日時 :2022年11月25日 (金曜日) 10:00〜17:30
 ■場   所 :オンライン(Webex Meetings使用。お申込みの方に参加の手順をご案内します)
 ■参 加 費 :1.(一般)38,500円 税込(テキスト代含む)
          2.(日本非破壊検査工業会会員価格)27,000円 税込(テキスト代含む)
 ■協賛企業 :110,000円 税込 (1名分受講料・テキスト広告掲載・講義開始前までの広告上映を含む)
            ※協賛でお申込みの場合、通信欄に「協賛団体希望」とご記載ください。
■主    催 :日本工業出版(株) 月刊「検査技術」
■講   演 :(一社)日本非破壊検査工業会

 ■申込方法:下記のホームページからお申し込みください。
          後日、請求書を発行させていただきます。
https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_221125.htm
 ■プログラム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10:00〜11:00 
超音波探傷試験の概論とICTの活用動向 (古川 敬/発電設備技術検査協会)
----------------------------------------------------------------------------
代表的な超音波探傷試験方法について、シミュレーション解析等により超音波の
伝搬状況を"視える化"して解説する。また、最新のUT技術や規格の情報、ICT活用の
動向を紹介する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
11:10〜11:40 
原子力発電分野の超音波探傷試験技術とその応用 (井原 亮一/三菱重工業)
----------------------------------------------------------------------------
原子力発電設備に用いられる超音波探傷試験について、定期検査に用いられる
「A-UTマシン」による遠隔探傷適用技術を紹介するとともに、薄膜UTセンサを用いた
遠隔モニタリング技術の概要について解説する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
11:40〜12:10 
火力発電設備への超音波探傷試験の開発状況 (福冨 広幸/電力中央研究所)
----------------------------------------------------------------------------
火力発電設備への超音波探傷試験へも導入が進められている
コヒーレンスイメージングや音響カプラを紹介する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
12:10〜13:00  昼休憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
13:00〜13:30 造船分野におけるフェーズドアレイUT適用のための非破壊検査ガイドライン
(沢登 寛/日本海事協会)
----------------------------------------------------------------------------
2020年3月、(一財)日本海事協会はフェーズドアレイUTの造船分野での適用拡大のため、
その要件や具体的な探傷要領等を取りまとめたガイドラインを発行した。
本講演では本ガイドラインの概要について紹介すると共に、PAUT要領書の承認手順、
造船分野におけるフェーズドアレイUT適用の現状を紹介する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
13:30〜14:00 超音波と光を用いて表層欠陥を可視化する新しい非破壊検査技術
(堀川 浩司/島津製作所)
----------------------------------------------------------------------------
超音波が伝搬する様子を撮像することで対象物の表層部の隠れた欠陥を非破壊で
検出・画像化する技術を紹介する。本技術は、自動車を始めとした輸送機など多くの
産業分野の製造、整備・保守の現場において検査工程の省力化や効率化をはかる
検査手法、またマルチマテリアルなどの素材や接合技術の研究開発の現場において
新しい検査手法として期待される。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
14:10〜14:40 Eddyfi社が提供する最新のUT検査技術 (平山 諒/テクノ電子)
----------------------------------------------------------------------------
余盛部など表面が平面でない箇所に対し、内面形状の把握や欠陥の検出を可能にする
FMC/TFM技術の進化形であるアダプティブTFM技術や、1つの取付け位置から広範囲を
一挙にデータ採取することで現場での検査時間の大幅短縮を実現する最新の
ガイド波UT技術など、Eddyfi社の提供する最新のUT検査技術を紹介する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
14:40〜15:10 Inspection Worksクラウドサービス及び超音波探傷器USM100による
デジタル機能・クラウドサービスの活用 (中川 真一/日本ベーカーヒューズ)
----------------------------------------------------------------------------
ベーカーヒューズが提供するInspection Worksクラウドサービスの概要・機能などについて、
また超音波探傷器USM100によるデジタル機能・クラウドサービスの活用について紹介する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
15:10〜16:50 
超音波インテリジェントピグと肉厚モニタリングシステム-最先端の保全技術の動向-
(金井 大樹/ポニー工業)
----------------------------------------------------------------------------
効率的に配管の全周全長の肉厚データが取得できる超音波インテリジェントピグや、
局所的な減肉傾向を監視できる超音波モニタリングシステムは、プラント保全の効率化に
最適な手段として、世界的に導入が進んでいる。それぞれの分野で世界有数の技術を
有するQuest Integrity Group社(米)と、Sensor Networks社(米)が提供する
最新アプリケーションに焦点を当てる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
17:00〜17:30 リモートワーク時代の超音波検査/シミュレーションやICTの活用
パネルディスカッション: 座長 古川 敬 発電設備技術検査協会
----------------------------------------------------------------------------
検査業界は、社会の安全・信頼・安心を支える重要な役割を担っていることに変わりは
ない。昨今、検査業界を取り巻く状況は大きく変化している。団塊世代の熟練技術者の
「卒業」による中堅・若手への(早急な)技術伝承、技術者不足、コロナ禍による人流制限や
密閉、密集、密接のいわゆる三密の回避等、超音波検査の分野にも「新たな発想」や
「発想の転換」が求められている。ICTやシミュレーションといったデジタル技術の
活用による創造について議論したい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※配信停止をご希望の方は、nikko-seminar@nikko-pb.co.jp へメールにてご連絡ください。

================
編集発行
日本工業出版株式会社
セミナー事業部
TEL,03-3944-1181
================