2025年5月26日月曜日

6月27日開催) プラント配管設計の基礎(プラスチック配管)

このメールは日本工業出版 発刊の技術雑誌、単行本
及び関連講習会にご参加いただいた方々に配信しております。
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日本工業出版(株)から技術セミナーのお知らせ
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◆◆ プラント配管設計の基礎(プラスチック配管)◆◆(常設会場・オンライン)
https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_250627.htm
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 近年、脱炭素化の流れを受け、特に欧米の先進諸国ではプラスチック配管の採用が
拡大しています。プラスチック配管は優れた特性を多く備えていますが、一方で、適用
範囲の検討、寿命設計、熱収縮処理など、設計時に考慮すべき点も少なくありません。
 本セミナーでは、金属材料との比較を通じてプラスチック材料の基本特性を深く理解し、
その上で、プラスチック配管を設計・使用する際に不可欠な要点を詳しく説明します。
プラスチック配管の適切な活用に向けた知識を習得できる、実践的で有益なセミナーです。
是非多数の方のご参加をお待ちしております。

※講師は会場で講演いたします。
※オンラインツールはWebexMeetingsを使用します。
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■開 催 日:2025年6月27日 (金曜日) 10:00~17:00 
 ■東京会場:日工セミナールーム東京(東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビルB1)
 ■大阪会場:日工セミナールーム大阪(大阪市中央区平野町1-6-8 メロディーハイム1F)
 ■オンライン:Webex Meetings使用(お申込の方に参加手順をご案内いたします)
■参 加 費:38,500円税込(テキスト含む)※3名以上ご参加の場合お一人様33,000円税込
 ■定 員:東京会場8名 大阪会場6名 オンライン30名
 ■主 催:日本工業出版㈱ 月刊「配管技術」
 ■講  師:西村 謙史,P.E.**元 ジョージフィッシャー(株)事業企画部長 
                 Professional Engineer オレゴン州登録
 ■申込方法:下記のホームページからお申し込みください。
         https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_250627.htm

 ■プログラム
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10:00~10:40 プラスチック材料の環境特性と脱炭素化への貢献性
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現代社会における地球環境関連のKey Wordを解説し、プラスチックを積極的に活用
していく意義を解説します。

・持続可能な開発目標(SDGs)について ・気候変動への取組 ・生物多様性への取組
・TCFD/TNFD/ESG ・環境パフォーマンス指数(EPI) ・Life Cycle Assessment (LCA)
・Scope3 ・マッキンゼーレポート「プラスチックが気候変動に与える影響」の紹介
・プラスチック材料の環境優位性 ・脱炭素化とプラスチック産業の今後の方向性
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10:50~12:10 プラスチックの歴史、種類、配管部材の製造方法
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プラスチック材料の種類を体系的に示し、配管部材に使われる材料について解説します。

・プラスチックの歴史 ・工業用プラスチックの種類
・プラスチックの体系と配管材質 ・プラスチックの温度と状態
・プラスチック配管材質の種類と使用可能温度範囲
・各種プラスチック配管材質 ・プラスチック配管のアプリケーション
・プラスチック配管部材の製造方法
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12:10~13:00 昼休憩
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13:00~14:00 プラスチックの物性 概論
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金属材料との対比により、プラスチック材料の基本的特性を解説します。

・金属とプラスチックの対比 ・プラスチックの特性 ・構造と基本性質
・寿命設計の概念 ・強度と耐圧 ・寿命 ・ヤング率と配管支持間隔
・線熱膨張と配管支持形式 ・熱伝導率と配管温度 ・配管の内面表面粗さと圧力損失
・配管接合形式とスプール出来上がり寸法 ・耐薬品性
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14:10~15:10 プラスチック配管エンジニアリング 詳説
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プラスチック配管における寿命設計法やその他の配慮すべき要点などを解説する。

・配管規格 ・配管分野の略称 ・薬品輸送時の寿命補正係数 
・25年設計 圧力-温度線図 ・定格圧力 ・MRS ・ウォーターハンマー
・水力計算 ・圧力損失
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15:20~16:20 プラスチック配管の設置と配管の接合
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プラスチック配管を設置する際に考慮すべき要点、物性変化の考え方、劣化対策および
注意点などを解説する。

・熱膨張とその対策:フレキシブルセクション・コンペンセータ ・配管支持形式
・配管支持間隔 ・輸送と保管 ・屋外設置 ・埋設設置 ・地上設置 ・埋設設置

プラスチック配管における種々の接合方法とその特徴について解説する。

・種々の接合方法とその特徴
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16:30~17:00 演習
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工業用PVC管を例として、以下のケースに対する解説を行う。

・工業用PVC管の23℃定格圧力 ・工業用PVC管の使用温度に対する耐圧補正
・工業用PVC管の圧壊圧力 ・推力抵抗 ・熱膨張と拘束により部材に発生する応力
・熱膨張を補償する構造
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※配信停止をご希望の方は、nikko-seminar@nikko-pb.co.jp へメールにてご連絡ください。※

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編集発行
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セミナー事業部
TEL:03-3944-1181
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