2017年5月24日水曜日

6月22日開催)疲労破壊の基礎と残留応力の測定・評価

このメールは日本工業出版 発刊の技術雑誌、単行本
及び関連講習会にご参加している方々に配信しております。

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日本工業出版(株)から技術セミナのお知らせ
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◆◆ 疲労破壊の基礎と残留応力の測定・評価 ◆◆ (東京・大阪・福岡同時開催)
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 機械部品や構造物においてはその60%程度は疲労が原因で破壊を生じています。
疲労破壊の防止法には各種ありますが、その1つが材料表面への圧縮残留応力の付与です。
本セミナーでは疲労破壊の基礎と残留応力の測定法と実測例を紹介します。

 ※ 講演者は東京会場で講演いたしますので、大阪・福岡会場は中継での受講となります。
 ※ 講演者への質問は大阪・福岡会場からも可能です。

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 ■開催日時 :2017年6月22日 (木曜日) 13:00〜17:00
 ■東京会場 :お茶の水エデュケーションセンター(東京都文京区湯島1-6-1 TONEGAWA2ビル)
 ■大阪会場 :リファレンス大阪駅前第4ビル(大阪市北区梅田1丁目11-4-23F)
 ■福岡会場 :リファレンス博多駅東ビル(福岡市博多区博多駅東1-16-14)
 ■参 加 費 :32,400円 税込(テキスト代含む) ※3名以上ご参加の場合お一人様27,000円 税込
 ■主    催 :日本工業出版(株) 月刊「検査技術」、月刊「配管技術」、月刊「計測技術」、月刊「機械と工具」
 ■講   師 :林 眞琴(一般財団法人 総合科学研究機構 中性子化学センター)
 ■申込方法:下記のホームページからお申し込みください。
          後日、請求書、受付票を発行させていただきます。
https://www.nikko-pb.co.jp/nk_sem/sem_170622.htm

 ■プログラム
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1 疲労破壊の実例  2 結晶学の基礎
機械部品や構造物における破壊の60%以上は疲労が原因となっている。各種部品における
疲労破壊の実例を破損の原因となった応力状態がどういうものであるかを含めて解説する。

3 疲労破壊の微視的機構
疲労破壊の研究は1840年の鉄道車輪の破損に始まり、既に170年以上も研究されているが、
その本質は未解明のままである。ここでは、金属材料が繰返し応力を受けて、すべり変形し、
それによってき劣が発生し破壊に至る過程について、金属内部の転位の挙動を含めて解説する。

4 S−N曲線
疲労強度データの基本はS−N曲線である。応力振幅(S: Stress amplitude)と破断繰り返し数
(破損寿命)(N: Number of cycles to failure)の関係は金属の結晶構造によって形状が異なる。
S−N曲線の基本について解説する。

5 疲労強度に及ぼす各種因子の影響
疲労強度(S−N曲線)は多くの因子の影響を受ける。温度、加工、寸法、形状、平均応力、残留応力、
応力状態など各種因子が疲労強度に対してどのように影響するかを解説する。

6 X線回折法による応力測定法の基礎と測定例
X線による回折現象の原理から、応力測定法(さまざまな試験片や機械部品、構造物における
残留応力の測定例)の基礎までを解説する。

7 放射光による応力測定法
X線の1種である放射光を利用するとX線とは異なる応力測定が可能である。放射光により応力測定法
の基礎と測定例を解説する。

8 中性子回折による残留応力測定
中性子はX線よりも金属材料の内部まで浸入するため、この20年、さまざまな部品や機械構造物の
残留応力の測定に利用されている。その基礎と測定事例を解説する。

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TEL,03-3944-1181
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